泉谷山 浄 光 明 寺
所在地：鎌倉市扇が谷2-12-1
宗派 ：真言宗泉涌寺派
沿革 ：源頼朝の命で、文覚上人が平家討伐祈願の為に京都から背負って来たとされる不動明王像を祀る不動堂を建立。1251(建長３)年、真壁国師・真阿を開山に迎え、６代執権北条長時が中興した。浄土教色の強い寺であったが、次第に真言・律・天台・禅の四宗兼学の寺となった。のち足利尊氏がこの地にこもって後醍醐天皇に対し挙兵することを決心したと伝えられる。正安元年(1299年)に作られた阿弥陀三尊像は宋の影響を受けた鎌倉彫刻の優品で重要文化財に指定されている。 |
