東 大 寺

所在地：奈良市雑司町４０６−１
宗派　：華厳宗大本山

平成13年10月24日
大仏殿

平成13年10月24日
二月堂

平成13年10月24日
三月堂

平成13年10月24日
四月堂

平成16年11月10日
戒壇院

沿革　：起源は７２８年、聖武天皇の皇太子、基王の菩提を追修するために建てられた金鐘山寺に遡る。この金鐘山寺で７４０年、後に東大寺初代別当となる良弁が主宰して、『華厳経（大方広仏華厳経）』の講読が始められた。一方７４１年、聖武天皇により「国分寺・国分尼寺建立の詔」が発せられて全国に国府を中心として僧寺と尼寺が置かれると、金鐘山寺は大和国の国分寺として金光明寺とも呼ばれるようになった。
　７４３年１０月１５日、このような背景のもと、聖武天皇は「盧舎那大仏造顕の詔」を発せられ、紫香楽（現在の滋賀県甲賀郡信楽町）において盧舎那大仏の造像事業が開始された。ところが紫香楽の山に火災が頻発し地震が続いたことなどにより、国都は紫香楽から再び平城京に遷され、盧舎那仏造立の地も紫香楽から大和国金光明寺、即ち現在の東大寺の寺域に変更された。
　７４５年に大仏の造像工事が始まり、わが国に仏教が伝来して２００年目に当る７５２年の４月には盛大な開眼供養会が行われた。大仏殿を中心とする東大寺の七堂伽藍の造営は、７８９年の造東大寺司の廃止まで続けられて一応の完成をみた。東大寺は、「発願聖武天皇」・「勧進行基菩薩」・「開山良弁僧正」・「開眼導師菩提僊那」の四聖の協力により造立された寺であることから、「四聖建立の寺」とも称せられている。
（詳しくは 東大寺ホームページ を参照のこと）

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