白馬・栂池・塩の道を訪ねて
** 信州ドライブ旅行 (3) **
第３日：１９９６年１０月１７日（木）
７時半頃起床、外は快晴。昨日より展望も良さそうです。身支度をして8:00頃レストラン・アルプスに行くと、今朝はバイキングではなく、和食膳でした。卵焼き、鮭の切り身、きんぴら、海苔、みそ汁、ご飯でごく普通の朝食です。
食事を済ませ、売店で土産物を買い、部屋に戻って帰り支度をします。チェックアウトを済ませ、9:17駐車場を出ました。天気は快晴、空気は澄んでいて展望は申し分なし。148号線に下る途中、山の姿を写真を収めました。空には雲もなく、飛行機の航跡がきれいな飛行機雲になってたなびいていました。今日はいろいろ途中見学しながら夜までに帰宅すればよいとの気楽さから、まず小谷史料館を訪れました。これは道路沿いにありましたが、古い民家の中に昔からの古い民具を雑然と並べてありました。珍しい貴重な品々が展示されているようでしたが、整理整頓は十分に行われておらず、もう少し管理が行き届けばと思いました。
ここから(10:00)148号線を南下して、大町に向かいました。仁科三湖を過ぎて、大町に入り、町の中心部に向かいます。途中警官を見つけて塩の道博物館を尋ねました。若い警官は配属されたばかりのようで、確信の持てない様子で教えてくれた方向に向かうと、標識があってすぐ分かりました。ここは塩の道で運ばれた塩の問屋のような家、平林家の建物を保存し、当時の倉庫や道具、その他民具などを展示しています。ここはビデオでの説明もあり、展示品の説明もよくされており、管理は行き届いているように見えました。
ここから見える山の中腹にアルプス山岳博物館があり、管理人やタクシーの運転手にも行ってみる価値はあると言われて、見学に行ってみました。ここにはアルプス山中の鳥獣など動物の剥製標本が多数展示されています。また山の模型がおいてある展望室からは、正面にアルプスの山々が並び素敵な眺めです。
このあと大町の北の方に移転してしまった、郷土玩具博物館を訪ねてみました。道がわかりにくく、多少回り道をしてたどり着きました。ここで腹も減ったので(13:00) そば屋を見つけて昼食を取りました。店構えは立派でしたが、あまりうまくはありませんでした。酒の博物館と隣り合わせでしたが、ここでは玩具博物館だけを見学しました。日本全国各地の郷土玩具が展示されていますが、系統だった展示とはいえずあまり深い印象は残りませんでした。
さらに南下し、板取からふたたびオルゴール館を訪れてみましたが、今日は休館日でした。(14:45) ここを出て、途中ガソリンを補給し、豊科インターに向かいましたが、来るときに通った道を見落とし、少々遠回りをしてインターから中央高速に入りました(15:20)。
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諏訪湖サービスエリアで |
道路は空いており、快適なドライブで諏訪湖ＳＡまで一気に走りました(15:40)。諏訪湖ＳＡでは、ちょうど太陽が南の山の稜線に沈むところで、山の影を諏訪湖に投げかけているのが見られました。諏訪湖ＳＡは上り下り線の設備が高度を変えて設けられており、どちらも湖の展望が楽しめるようにできています。ここでアイスやお焼きを食べて腹の足し、のどの渇きを潤して、(16:14) ふたたび車を走らせます。次は一気に談合坂まで走りました(17:24) が、この間に夕闇が迫り、談合坂で休憩している間に真っ暗になってしまいました。夕食用にほうとうを買ったりして一休みして(17:50)帰路に就きます。相模湖インターで高速を降り(18:01)、かなり混んでいた甲州街道をつっかえながらのろのろと相模湖方向に走っていると、一台前の車が湖畔への近道に入っていったので、この車に追従して駅前の混雑をすり抜けることができました。一昨日往路で後ろを走っていた車が駅前交差点に出る手前で横道に入って行き、信号待ちの間に街道の途中から前の方に出てきたのを見ていたので抜け道だと知っていました。
相模湖を回り、津久井湖を過ぎて橋本へ抜ける途中、相模原方面の標識を見て幹線道路を外れてしまいました。元の道に戻ろうと裏道を少し迷走しましたが、何とか橋本の先で16号線に合流でき、横浜方向に向かいました。16号バイパスは車が多かったですが特に渋滞するほどでもなく、順調に横横道路に入り、港南台インターを抜けて帰宅しました。家の前につけたのは 19:57、８時まで帰るのはちょっと無理かと思いましたが、予想より早く着きました。総走行距離は約700kmでした。
