信濃地方ドライブ
** 佐久・軽井沢・横川 **
信濃路を訪ねるドライブ旅行を計画、北軽井沢のホテルを予約しました。ここはオーナーズクラブ入会直後一度訪れていたので２度目の宿泊です。朝９時前に家を出て、第３京浜、環８経由関越自動車道に向かいます。環８は相変わらずの渋滞でしたが思ったより早く、10:40頃に関越自動車道に入れました。天気は曇りで良くありませんが、関越道を快調に走り、藤岡から信越自動車道に入ります。横川ＳＡで一休みして、だるま弁当の昼食をとりました。信越線が無くなって横川駅の弁当が自動車道のＳＡに転進したようです。13:30頃佐久インターで自動車道を降り、御代田の真楽寺を訪ねました。コンビニで道を尋ね、探しながら走りましたがなかなか見つかりません。畑仕事の人に再度尋ねてようやくたどり着くことができました。この寺は586年浅間山の噴火を鎮める祈願のために建立された古刹で、三重塔や樹齢千年といわれる神代杉でも知られています。境内には「むすぶよりはや歯にしみる清水かな」の芭蕉の句碑があり、庫裏の前には色とりどりの花が育てられていました。
ここから軽井沢駅前に出て、駅舎記念館を見学しました。信越本線が廃止されたのち、第３セクターのしなの鉄道が軽井沢と長野とを結んでいますが、記念館はかつての駅舎の一部を再現しています。その周辺にはかつて活躍した草軽電鉄の米国製電気機関車、碓氷峠のドイツ製アプト式電気機関車10000型、新碓氷峠で活躍した信越本線用EF63型電気機関車なども展示されています。16:00頃まで見学した後、北軽井沢のホテルに向かい、16:45ホテルにチェックインしました。
9:00時にホテルを出て、浅間の鬼押出に向かいました。途中から小雨が降り出し、鬼押出の駐車場に入れて園内に入りましたが、展望は効きません。ごつごつした溶岩の間の遊歩道を回りながら小高いところにある観音堂に向かいます。溶岩の間から松などの雑木が伸びていて植物の強さを実感しました。小雨に濡れながら観音堂にお参りし、別ルートで惣門に戻りました。土産物を買ってここを引き上げ、すぐ近くにある火山博物館を見学しました。立体的に造られた館内は火山の内部構造を探検したり、火山活動の映画が見られ、観光バスでやってきた小学生らが走り回っていました。
雨が降り続き、見るところもないので駅前に出て郵便局でスタンプを入手し、ジャムを買い、駅前のそば屋で昼食を取って早々にホテルに引き上げてきました。
今日も天気は良くありません。雨こそ降っていませんが、今にも降りそうな天気です。９時前ホテルをチェックアウト、碓氷峠の鉄道記念物、横川の鉄道文化村を訪ねがてら帰途につきました。まず駅前の国道１８号線に出ます。すでに廃線となり、鉄道記念物に指定されているアプト式線路跡、煉瓦積みの橋梁などの見所を探しながら碓氷峠のつづら折りを下る道を選びました。通称めがね橋の第三橋梁から横川方面は線路が撤去され、遊歩道になっています。車を空き地に止めて第三橋梁から上に登り、トンネル内部など少し歩いてみました。この橋梁はかなり高いです。車に戻り、11:00頃横川にある鉄道文化村を訪れました。村内には多数の引退車両が展示され、希望者が構内の一部で運転できるEF63形機関車もありました。構内遊覧列車や石炭で走る小型蒸気機関車なども動き、展示館には碓氷峠関係だけでなく、いろいろな鉄道関係のグッズも展示されています。しばらく機関車などを見学しているうちに雨が降り出してきたので、隣接している麻苧茶屋で昼食にしました。雨もあがらないので14:20頃文化村を出て、近くの松井田妙義インターから信越自動車道に入り、練馬から環八、第三京浜経由で夕方五時半過ぎに帰宅しました。今回のドライブ距離は約550kmでした。
2005.1.23 開設 2005.2.13 更新
