房総の旅
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外房ドライブ
** アクアラインから外房へ **
第１日：１９９９年３月２９日（月）
２度目の房総ドライブは東京湾アクアラインをはじめて利用し千葉県中央部を横断、外房に出るコースをとってみました。朝１０時半頃南部病院で処方薬をもらった後、近くでハイウェイカードを購入、日野から横横経由で首都高湾岸線に入ります。ベイブリッジを通ってトンネル内で川崎からアクアラインに分岐、１１時頃海ほたるに着きました。少し混雑していましたが駐車スペースを探して車を止め、海ほたるの中を見学がてら一巡りしました。サービスセンターでパンフレットを入手したり、海ほたるのハイウェイカードを購入したり、展示していた海ほたるの実物を見ました。小さな虫が光っているのがよく分かります。ここで３〜４０分を過ごして今度は木更津方面への橋梁部分を渡りました。袖ヶ浦出口を出て、近くの店で昼食を済ませ、養老渓谷に向かいます。途中高蔵観音の案内を見つけて寄ってみました。ここは板東観音札所３０番目の霊場、平野山高蔵寺です。境内には昭和５７年の台風で折損、倒壊した夫婦杉の切り株が残されています。
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内陸部に入って小湊鉄道の養老渓谷駅に着き、ここに車をおいてすこし渓谷らしいところを歩いてみましたがそれらしい場所も見あたらず、駅に戻り近くにある宝林寺を訪れました。ここは南総里見八犬伝のヒロイン伏姫のモデルとされる里見家の種姫が若くして戦死した亡夫の冥福を祈って開基した由緒あるお寺のようです。種姫のお墓にも詣でた後、４時半頃ここを出て外房に向かう途中道路の高いところから滝のような流れが見え、多分粟又の滝と思えましたが、見物してゆくには時間も遅いので、今回は見送って天津小湊に向かい、５時半頃ホテルに着きました。
第２日：１９９９年３月３０日（火）
この日は外房の観光で仁衛門島、鯛ノ浦、勝浦海中公園を見に行きました。仁衛門島は鴨川に近い海岸にある個人所有の小島ですが、日蓮聖人が朝日を拝した岩や源頼朝が身を潜めた洞窟などがあり、千葉県の名勝に指定されている島です。島主の屋敷も観光に開放されています。手漕ぎの船で島に渡り、１時間ほど島内を見物した後再び手漕ぎ船で戻りました。
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鯛ノ浦は小湊の近くの海で、遊覧船に乗って鯛が群れているところが見られるという場所です。遊覧船は３０分ほどで一回りしましたが、この日はあまり多く見られませんでした。ここから海岸に沿って北上し、勝浦の手前、鵜原の海の博物館駐車場に着いたのは１２時半頃だったので、海中公園の管理センターで一休みして昼食を済ませ、海中展望塔を見に行きました。入場ゲートを通ってからトンネルを抜け、ブリッジを渡って海の中に建設された塔に入ります。塔の水面下には展望窓が設けられており、周囲を遊泳する魚の姿が見られます。餌付けをしているようで、かなりの魚が見られました。駐車場に戻り、無料開放されている海の博物館も小一時間ほど見学してからホテルに帰りました。
第３日：１９９９年３月３１日（水）
最終日は九十九里浜を見ながら千葉経由で帰るつもりで外房の海岸線を北上、九十九里一松海岸というところで海岸に立ち寄ってみました。洋子は荒波にもまれたきれいな貝殻を拾ってきましたが、天気も良くなく風が強いので早々に引き上げざるを得ませんでした。白里で海岸を離れ、千葉方面に向かいます。大網、土気などを抜けて１２時半頃鎌取からおゆみ野に入りました。ここで哲哉が働いているサンマルクに寄ってみました。突然の訪問でびっくりしたようですが、昼食を注文してゆっくり食事をしてきました。
２時半頃ここを出て、松が丘インターから京葉道路に入り、東関東自動車道、首都高速湾岸線を経由、渋滞に巻き込まれて横浜区間に入ったのは４時半頃、横浜新道を通って環状２号から帰宅したのは５時半、今回の走行距離は 400 km 強でした。
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2005.07.10 開設