トロリーバス・ケーブル・ロープウェイなどを乗り継いで
** 黒部ダム・立山観光の旅(1) **
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洋子がメンバーになっている団地のハイキングクラブで黒部、立山２泊３日の旅行が計画されたのに便乗して、夫婦二人で参加しました。現地では健脚組は山登り、その他は室堂平周辺の散策と別行動になっているので、我々も別行動を前提に同行しました。コースは信濃大町からバス・トロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイ・バスと乗り継いで室堂に着き、山荘雷鳥荘に宿泊、二日日はグループごとに別行動で過ごし、最終日は再び同一行動でバス・ケーブルカーにより富山地方鉄道立山駅にでて、富山経由電車を乗り継いで長岡から新幹線を利用して帰京する計画でした。
第１日：１９９３年７月２３日（金）
信濃大町駅前、立山・黒部アルペンルートの大看板前のバス停でバスを待つ観光客
ハイキング・クラブの面々と特別参加者を加えて、総勢１３名、朝８時に団地内の公園に集合、駅までバスを利用し、ＪＲの電車で八王子にでました。ここから中央線で松本経由信濃大町に着いたのは午後１時半頃、駅前に設置された立山・黒部アルペンルートの大看板の歓迎を受けます。この大看板の前からバスで同アルペンルートの入り口・扇沢に着きます。ここからは関西電力が黒四ダム建設のため、アルプスの山を貫通して建設した長いトンネルを利用して運行されているトロリーバスに乗って黒部ダムに向かいます。大勢の観光客を運ぶトロリーバスは一度に数台、連続して運行されているようです。真っ暗なトンネルを走り終点で降りて少し歩くと明るい外界が開け、目の前には黒部ダム、ダムで堰き止められた人造湖黒部湖の景観が拡がります。
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ダム周辺をぶらつき、写真を撮ったりして一休みの後、堰堤の対岸側からケーブルカーで黒部平に登ります。ここからはロープウェイでさらに高い大観峰に登り、また立山トンネル内を走るバス(電気自動車)で室堂平に着きました。天気もあまり良くなく、展望も効きません。霧で視界が効かない中、残雪が残る山道を登り降りしながら山荘に向かいました。途中道沿いの灌木の間に身を潜めている雷鳥を見つけました。ずいぶん遠いなと思いながら３、４０分ほど歩き、６時を過ぎた頃ようやく山荘・雷鳥荘に着いて旅装を解きました。翌日の行動計画をグループごとに相談しながら、ビールで疲れをほぐし、夕食をともにしました。
黒四ダム堰堤上で同行のメンバー
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2005.9.8 開設