トロリーバス・ケーブル・ロープウェイなどを乗り継いで

**　　黒部ダム・立山観光の旅(3)　　**

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第３日：１９９３年７月２５日（日）

最終目、この日もよく晴れていました。朝、お世話になった雷鳥荘に別れを告げ、山道を室堂平に向かいます。残雪が残るみくりが池の周りの道を通って室堂平に近い立山自然保護センターを訪れ、高山植物や雷鳥の剥製などを見学しました。また室堂ターミナルの傍に湧き出ている立山玉殿の水(日本最高所の名水とか)を味わいました。
　ここ室堂ターミナルから１０時頃の高原バスで車窓に拡がる弥陀ヶ原を眺めながら美女平まで降りてきて、立山ケーブルカーで立山駅に着き、ここから富山地方鉄道で富山にでました。この日の富山はフェーン現象でこの夏最高の暑さになったようで、むっとする熱気を感じました。ここで待ち時間に昼食を済ませ、北陸線の特急に長岡まで乗車、新幹線に乗り換えて東京まで、さらに京浜東北線を利用して帰宅しました。
　室堂で山荘までの道を歩く以外、乗り物に乗り継ぐだけで立山・黒部を訪れることができるとは！　昔の山男たちが聞いたらなんと思うでしょうかね？

高原バスの車窓からの弥陀ヶ原

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